ハイム通信
賃貸住宅の部屋数が多いのはどの県か?
借家における平均した部屋の数を都道府県別で比較した結果です。これを見ると、西日本では室数が比較的多い傾向があるのが分かります。東京都は最も平均室数が少なく、2.18となっています。
1990年代から1住宅当たりの居住室が減少傾向にあるのが分かります。核家族化や晩婚化が進むにつれて、単身者向けが増加していったため、ワンルームの数が増えて来た影響とみられます。また、賃貸住宅の建築が都市部中心になっていることも要因と思われます。
次に、借家1戸あたりの面積の推移を見ていきましょう。ワンルームが増えているため平均面積は縮小傾向にあるかと思いきや、面積は拡大傾向にあります。日本全体の所得水準も高くなるにつれて、より豊かでゆとりのある住環境が提供されるようになった結果と言えます。単身世帯の方が入居される部屋も、ワンルームから1LDK,2LDKと広めの部屋が好まれる傾向にあることも要因でしょう。
最後に、借家一室当たりの人員推移を見てみましょう。こちらは、一貫して減少傾向にあります。