工場生産

セキスイハイムの
工場生産

設計どおりの性能と高品質な建物を実現する
工場生産のテクノロジーについて、ご紹介します。

確かな品質

優れた作業環境の向上で正確・スムーズに生産

住宅を工場生産するメリットは、天候の影響や手作業による仕上がりのバラつきを抑えるだけではありません。工業製品レベルの精密さでつくりあげ、どの建物にも高い精度と品質を実現することができます。

外壁取付工程

重量のある外壁はまずサブラインでユニットサイズに組み立てます。次に大型機械で本ラインへ安全に運搬し、正確にユニットに接合します。

構造体溶接工程

自動溶接ロボットを使って柱と梁を頑強に溶接。ボルト締めによる接合とは異なり、接合面積が広く、強固で一体化した構造になります。

設備組込工程

キッチンやバスなどの設備も工場内で組み込みます。風雨の影響を受けない安定した環境で施工できるため、設備工事全体がスムーズに進みます。

工場内だからできる先端技術による精密組立

鉄骨をフレームに組み上げる。外壁材を運んで構造体に取り付ける。そんなハードな作業も、工場なら建築現場では使えない大型機械で安全・確実に施工できます。

自動クギ打ち機
ユニット組立装置

工程ごとの専業制で、熟練した担当者が施工

配線や設備の組み込みなどの工程では、その工程専任の技術者が、知識と技術を活かして作業にあたっているため、仕上がりにバラつきの少ない高い精度を保持します。

配線作業

厳しい生産管理体制

コンピューターによる徹底した品質管理

鉄骨の切断から溶接、穴あけ加工までをコンピューター制御された自動工作機により生産。重要工程では、コンピューターで徹底した品質管理を実現しています。

接合部強度、水平・垂直精度も測定器で精密にチェック

高い耐震性を実現するため、各部で引張強度サンプル実験を実施。ユニットの寸法もレーザー測定し、厳密に精度を保っています。

※測定方法は生産工場により異なります。

水平・垂直精度チェック
接合部強度サンプル試験

250にも渡る項目を専門スタッフが品質検査

現場への出荷前に、全24工程250項目を専門スタッフがチェック。建築後には調べられない壁の内側や床裏も、ここでしっかり検査します。

出荷検査

建物情報を独自システムで管理

どこで、いつごろつくられた部材か。また、その部材がどの邸のどの部分に使用されているかを明らかにするシステムが、トレーサビリティ。万一、使用部材にリコールがあった場合も、すぐに対象邸を特定し、対処する体制を整えています。

スタックシステム 
邸別部材検索システム

新築時の住宅部材の情報を邸別に管理するシステム。お引渡しから長期間検索が可能です。

ストリームシステム 
お客様情報管理システム

建てた後から、補修やリフォームなどの建築履歴情報や、お客様のご意見・ご要望などを蓄積します。

短工期

風雨による影響を受けにくい現場施工

現場での施工は、組立から屋根工事までわずか1日(※)。風雨の影響を受けにくく、工場生産による高品質のつくりがそのまま維持できます。もちろん近隣への迷惑も少なくすみ、速やかに賃貸経営をスタートできます。

※建物の規模、敷地環境等により、複数日にまたがる可能性があります。