構造体は、地震のエネルギーをしなやかにかわす「粘り抵抗型」。さらに堅牢な「強度抵抗型」の外壁でユニットを覆い、複合的に地震動を吸収します。
太くて丈夫な柱と梁をボックス型に一体化してつくられるユニット。それらを上下左右に連結することで完成する構造体が、地震エネルギーを分散させ、建物をしっかり支えます。
一般的な木造軸組み工法の耐力壁の約2倍以上(※)の強度を持つ高性能耐震外壁が、建物の揺れを軽減させます。
※9cm角の木材の筋交いを使用した耐力壁(壁倍率3.0)との比較。
・耐震等級(倒壊防止)3:
建築基準法の1.5倍の地震力で倒壊しない。
・耐震等級(損傷防止)3:
建築基準法の1.5倍の地震力で著しい損傷を生じない。
・耐風等級(倒壊防止)2:
建築基準法の1.2倍の風圧力で倒壊・崩壊・著しい損傷がない。
※仕様によっては最高等級を取得できない場合があります。
高強度のコンクリート(24N/m㎡)を採用することで、長期間に渡り大規模改修が不要に。(※)
※周辺環境により異なります。
※採用される基礎仕様により、基礎形状は異なります。
基礎全体が一体となって荷重を支える。
東日本大震災の地震波も含めてさまざまなタイプの地震波を再現し、ダメージの検証を行っています。その結果、外壁やクロスにわずかに損傷が見られただけで、構造体にはまったく損傷がみられませんでした。
※2階建て実験/●実験場所:(株)大林組技術研究所
●実験日時:2003年10月10日~23日
●使用商品:パルフェ(タイル外壁)
●構造等級:3-3-2仕様(ガイアス導入以前のため、仕様は現在と異なる部分があります)
※外壁色や庇の形状など一部の仕様については最新の仕様と異なります。
※東日本大震災タイプ(防災科学研究所水戸観測点)…規模1.75倍
5mの高さからの落下実験の結果、歪みや亀裂などの損傷はありませんでした。強い鉄骨で精密につくられたユニット単体で、大きな衝撃に耐えうる強さを保持しています。
雨が降るたびに美しさを取り戻す磁器タイル外壁。空気中の水分によってできた表面の薄い水の膜が汚れを吸着し、雨がその汚れを流れ落とす外壁防汚技術「親水性タイル外壁」で汚れへの強さ※を発揮します。
※ 汚れの種類によっては防汚効果が低下する場合があります。また、汚れの種類を問わず、多量に供給される箇所、環境では、防汚効果が低下する場合があります。
●タイルの洗浄や目地材の交換は定期的に必要となります。
耐候性に優れ、外観を美しく維持するアルミ庇
1、2 階間の胴差しやサッシにもアルミ素材が使用されています。
次世代まで継承できる
高耐久ステンレス屋根材、ハイパーデュラティックルーフを採用。屋根のメンテナンスを抑えられます。
鉄の大敵、サビ対策に高耐食メッキを採用。強さと柔軟性をあわせもち、ビルや鉄塔の建築材としても使用されている鉄骨にサビに強い高耐食メッキを施し、鉄骨の強さを長く守ります。