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セキスイハイム賃貸担当者が解説「相続税を課税されている方はどのくらいいるのか?」

セキスイハイム賃貸担当者が解説「相続税を課税されている方はどのくらいいるのか?」

 平成27年に基礎控除額が引き下げられて相続税が発生する「相続」が増えました。

 具体的には、≪ 5000万円+1000万円×法定相続人の数 ≫ だったものが、≪ 3000万円+600万円×法定相続人の数 ≫となりました。
 これにより、多くの方が相続税を課税される対象となりました。

 引き下げ前は100人に対して4.4人、つまり22.7人に1人の割合であったのに対し、基礎控除引き下げ後は、平成29年は課税割合で8.3人、つまり12.0人に1人の割合となり、「富裕層に係る税金」というイメージだった相続税が、より身近になってきました。

 中でも、東京都は平成30年のデータでは6.0人に1人というかなり高い水準となっています。

全国の課税割合の推移

 次に、相続財産はどんなものが多いのかを見ていきましょう。

相続財産の構成比の推移

 相続財産の中で最も割合が高いのが「土地」です。H29年では土地が37%となっています。近年少しずつ減ってきていますが、依然土地の割合は高く、それに多くの相続税がかかる事になっているようです。
 もし、こうした相続財産で有効活用していない土地、例えば空き地などがあれば、課税割合が大きな金額となってしまいますので、「土地活用」として賃貸住宅を建てることなどを行い、対象額を減額すると節税効果が高くなりますので、検討されてもいいことと思います。

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