ハイム通信
21年に入り新設住宅着工戸数の減少に歯止めがかかる


このグラフは、住宅着工戸数における12カ月の移動年計の推移を示しています。移動年計とは、12か月ずつの合計を1月ずつずらしながら作成したもので、ある月を含めて前12か月の合計となるため、季節要因や営業日数などが加味された数値と言えます。
住宅着工戸数は、数年に渡り減少基調が続いており、加えて新型コロナウィルスによって初めて緊急事態宣言が出された2020年上期は大きな減少となり、それ以降もマイナスが続いていました。しかし、2021年に入ってから減少が落ち着き横ばいとなっています。この傾向は、貸家着工戸数でも表れています。



執筆者一般社団法人 住宅・不動産総合研究所